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Akabeko in the Aizu region 会津地方の赤べこ
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Akabeko is a local toy from the Aizu region of Fukushima prefecture. "Beko" means "cow" in the dialect of the Higashimine region. Akabeko is a red cow papier-mache doll. It has been used as a child's demon avoidance.
size:15.7×5.5×10.4in 40.0×14.0×h26.5cm
Material:Japanese paper
赤べこ(あかべこ)は、福島県会津地方の郷土玩具です。「べこ」とは東峰地方の方言で「牛」という意味です。
赤べこは、赤い牛の張子人形です。子どもの魔避けとして用いられてきました。
体色の赤は魔避けの効果があり、斑点は天然痘を表しているといわれています。1593年に、殖産振興のために招いた技術者から張子製作が伝わりました。
赤べこの由来は諸説あり、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説や、江戸時代初期(1611年)の会津地震で壊れた寺の再建時、崖の上へ資材を運び上げた赤い牛の伝説、1713年に天然痘がはやったとき、赤べこに黒い斑点を入れて子供がかからないよう願ったところ効験があったという伝承もあります。
会津地方では第二次世界大戦後の昭和20~30年頃まで、アジア大陸由来とみられる「挑戦べこ」と呼ばれる赤毛の牛が荷役に使われていたといたそうです。