1700 Japanese antique rare book ・ wood engraving print / 古書 版画 紙もの

 

書の美しさは、毛筆で表す中国、日本において磨かれてきました。特に800年代に入り、仮名文字の誕生と共に字と字を繋いで書く流麗な連綿体を生み出しています。大陸から伝わった唐物と対比し、日本独自のスタイルとして和様の書が発展していきます。温和で優美な特徴を持ち、日本人の感性に深く根ざした形容です。

 

古書

710-784年、仏教の布教と共に写経した経典が大量に作られました。写経をする職人が出てきて、装丁全般の仕事をするようになります。また寺社とその周辺では木版印刷の技術も生まれました。

794-1185年になると、紫式部や清少納言などが最初から人に読ませることを目的に作られた物語が誕生し、語り継がれるものから、書き留めるという本になり、それを読みたい人たちが書き写していきました。また、物語が一気に書かれたのではなく、少しずつ書き足していったと言われ、その頃から巻物は減り、糸綴じの本が主流になっていきます。

1573-1651年にかけて、活字印刷が導入されました。寺院版の仏典だけでなく、物語なども平仮名で印刷されたことは画期的でしたが、漢字や仮名など数千もの活字を用意しなければならない日本語では技術的な限界がありました。読者層が広がるにつれ活字では追い付かなくなり、そこで見直されたのが木版印刷です。増刷も容易で、板木(はんぎ)は丈夫なので数百年は使えます。木版印刷を契機に、古本だけ扱っていた本屋が店を構えて出版も手掛けるようになりました。

1603年以降、太平の世の中になり、それまで、学問するのは僧侶や公家たちが中心でしたが、武家層が勉強するようになり、裕福な商人もでてきました。その人たちが、読書に目覚め、学術本だけではなく、物語などを木版本で読み、夢中になっていきます。     また、演劇的な口承文芸も文字化されて本になり、浄瑠璃や歌舞伎に取り入れられて台本も出版されました。江戸では歌舞伎、関西では浄瑠璃が人気で、新作を描きおろし、本屋もそれに合わせて出版するなど盛んになっていきます。

 

絵画

仏画、大和絵、禅画、漢画、狩野派、文人画、浮世絵などの種類があります。